冷たい椅子

冷たい椅子

私が大学受験をしたときは、クラスのみんなが3校ぐらいずつ受けるというので、同じく3校、私立大学を選びました。

1つの大学につき3万円から4万円くらいの受験料だったので、後から考えたらもうちょっと学校数を減らしても良かったなと思います。

結局現役では1つも受からなかったですし。

3つめに受けた大学が、同じ市内にあるもっと大きな大学が受験会場になっており、その大学は国立大学だったので行ったことがなく、妙に緊張しました。

駅から歩いて5分。とありましたが入り口が複数あり、どこから入っていいか分からず15分もかかりました。

古い建物で、迷路のような構内でした。

また、講堂が500人は入るかというくらい広く、寒くて、着ていった上着をお尻に敷いて試験を受けた記憶があります。

古い学校で受験するとわかっていたから、もっと暖かい服装で行くべきでした。

また、持っていったお弁当が冷たくて、緊張もあってか半分ほどしか食べられませんでした。飲み物が暖かかったのがせめてもの救いでした。

午後の試験はお腹が痛くなって集中できず、散々な結果でした。

終了後ダッシュで行きましたが、トイレが遠くて、死ぬかと思いました。

自己採点したけれど、到底合格できる点数ではありませんでした。

受験料が無駄になった、寒い思い出です。

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その後、違う大学へ入学してから、その大学へ行ってみたことがあるのですが、そのときは夏だったせいもあるのかまったく印象が違ってのんびりしていました。受験のときは、切羽詰まっていたのだなと思います。

早稲田大学法学部 偏差値67

大学受験といっても、もう30年も前のことですから、だいぶ古い話になるし、現在の人にはあまり参考にならない部分もあるでしょうが、受験勉強の骨の部分は参考になると思います。

早稲田は現在でも難関ですが、私のころはまだ日本の景気もよくて私学受験者も多かったですし、だいいち子どもの数が多かったので、早稲田は相当な難関でした。たぶん、現在早稲田に受かっても、過去だったら受からない人がかなりいるのではないでしょうか。

それから、今は慶応のほうが偏差値が上のようですが、当時は早稲田が一つ上で、もちろん両方受かって慶応に行く人もいましたが、偏差値だけで選ぶなら早稲田でした。

私は田舎の高校から現役で受かりました。理系教科が苦手で、親には申し訳ないですが、国公立は遠慮して早稲田法を第一志望、中央法を第二志望にして、落ちたら浪人というつもりでした。

やったことは、有名参考書や教科書を最低3回はくり返すことです。英語は「英文法標準問題精講」「英文標準問題精講」と早稲田法と、中央法の赤本をくり返しました。

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また、中の単語や熟語をノートに抜きだして暗記しました。工夫したのは、なるべく短い文のまま抜きだして、短文を暗記したことです。辞書の例文からもいいものを抜きだしました。

世界史は、山川教科書を、これも3回読み、世界史用語問題集と赤本をこれまたくり返しやりました。歴史好きですから、中公の「世界の歴史」をすべてではありませんが、半分以上読みました。

国語は、赤本とチャート式古文をくり返しました。古文単語は、名前は忘れましたが高校で配られたものをくり返しました。

これらの参考書は今では古くさいものばかりかもしれませんが、いい本をくり返してするというのは、すべての受験勉強の基本だと思います。

一番大事なのは反復

受験勉強と普段のテスト勉強で大きく異なることはテストの範囲の広さです。

当たり前だと思うかもしれませんが、これは決定的な違いになります。

普段のテストでしたら一夜漬けでもなんとかなるかもしれませんが、受験勉強の範囲は一夜漬けでは到底カバーできるものではありません。

人間の脳の仕組みとして、記憶には「短期記憶」と「長期記憶」という区別があります。

「短期記憶」は間近にあった物事を記憶したもので、これは長期記憶に切り替わるか忘れられてしまうかのどちらかになります。

「長期記憶」は長期的に覚えていられる記憶のことです。

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長期記憶に切り替わった短期記憶は時間が経過してもそう簡単には忘れません。

大学受験の勉強ではテストの範囲が広いので、範囲全体を長期記憶の領域に入れる必要があります。

では、どうやって短期記憶を長期記憶に変えていけばいいのでしょうか?

それは“反復すること”です。

反復するということは短期記憶の中に入った情報を脳が出し入れするということです。

この出し入れがポイントになります。

出し入れが頻繁におこなわれている情報は脳が「これは何度も使われているから重要なことなんだ」と認識して長期記憶に切り替わります。

こうして短期記憶に一旦入れた情報を長期記憶に切り替える作業を繰り返し、それを大学入試の範囲全体をカバーさせることで大学入試を突破できるだけの力が付きます。

ポイントとしてはなるべく反復を行いやすい勉強の教材を使うと効率が良くなります。

私立文系数学受験

私は私立文系の数学受験に絞って大学受験をしました。文系というと、歴史や、英語が得意でなくては絶対に合格できない、という印象をはじめは持っていたのですが、調べてみると、経済系学部であれば、大体は数学を科目として選べて、しかも英国数の三教科でいいというのが、私が私立文系を数学受験することにした理由です。

大学によっては、数学での受験が社会での受験と完全に別枠になっている学部もあって、得意科目にできるなら有利になることも調べた結果わかりました。

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こうして、自分に有利になるように、まずは、志望校や、学部の特徴を抑えてから受験勉強を始めるのが非常に大事だと思わされた体験でした。

そのおかげで、科目ごとの勉強法を徹底的に調べることができました。

英語については、まずは単語をひたすら覚えてしまう。そして、センターレベルの読解が解けるようになるまで、ひたすら速読の練習をしました。そのあとは、長くて構文の取りにくい文章を、構文読解専門の参考書を使って、読解力の向上をしました。このように、到達目標を細かく定めてから取り組むのがとても重要でした。

数学については、解法の暗記をひたすらした後、それを組み合わせる事ができるように、まずは青チャートの問題を一目見て解けるレベルまで取り組みました。そうした後は、大概の問題が、知っている問題に変わっているので、その時点で攻略が完了していました。

国語については、現代文は人によって伸び幅が変わるということをよく聞いていたので、ほとんど放置していました。その分を暗記でカバーできる古文にとりくみました。古文はほとんど勉強の仕方が英語と一緒なのですが、一つだけ違うのが、古文常識というやつです。これがなければまったく解けない問題があります。そこだけに気をつけて、後は英語と同様にこなしました。

科目ごと分野ごとに分析して計画を立てるのがポイントだと感じました。


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